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「かりん」7月号-命はじまる

<2023年7月28日>


このブログをご覧くださっているみなさま、


心から(!)暑中お見舞い申し上げます。


大雨に続く猛暑、新型コロナウイルスのこともあるし、


ほんとうに体調維持が難しい夏ですね。


さて、前回のブロブ更新から2週間も間があいてしまいました。


こんなにあいたのは2016年にブログを始めてから初めてだと思います。


2つの原稿の締切が同じ日に重なっていたので


その時は執筆に没頭し、


原稿を送ってからは新しく関心を持ったことを調べ続け、


そのあとは明日(29日)おこなういいづか短歌サロンの準備に


かかりきりになってましたー。



さて、「かりん」今月号は3日に届きました。


巻頭の馬場あき子先生の「さくやこの花」はちょうど第150回。


次の1首について書かれています。






しら飯を二つの茶碗によそひつつ相対きて食ぶしら飯は愛


                馬場あき子 『記憶の森の時間』






私にとって馬場先生の作品の中でも特に印象深い作品のひとつです。


「さくやこの花」は歌林の会(かりん)のウェブサイトで


第1回からご覧になることができます。




最後に、今月号の私のうたから1首ご紹介いたしますねー。




勾玉のかたちのじゃがいも蒸して食む朝新しき命はじまる


                   キム・英子・ヨンジャ、   







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