「一利己主義者と友人との対話」
<2023年11月13日>
きのうのブログで触れた石川啄木の文章、
「一利己主義者と友人との対話」は
ご存じのかたも多いと思いますが
1910(明治43)年に若山牧水の「創作」に発表された文章です。
友人AとBの対話というかたちで話が進んでいきます。
初めは短歌とは関係ない話題が続き、
途中から連作や、文語と口語などへの考えが述べられますし
何より啄木にとって短歌とは何か、そこが眼目です。
100年以上前の文章ですが古い感じを受けません。
この「一利己主義者と友人との対話」は
インターネット上の「青空文庫」で読めます🐤
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