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【放送】「プロフェッショナル」は俵万智さん

<2023年2月24日>


NHK総合テレビの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」。


次回(2月27日(月)午後10時~放送予定)は俵万智さんです。


数年前から、若い世代を中心に短歌が静かなブームと言われてきました。


私自身が、あ、以前と少し変わってきた、と感じたのは


新聞の全国紙の読書欄で書評を担当するかたがたが


年末に「今年の3冊」を挙げる際に


数年前から韓国の作家の作品と歌集が入るようになったことです。


韓国文学はこれまでは日本ではメジャーではなく


翻訳される作品じたいも多くなかったのが


徐々に翻訳される数が多くなり


小説の大ヒット作品も出ましたね。


それでも歌集はまだマイナーな感じでした。


それが、昨年、重版がかかる第一歌集が次々に刊行されました。


昨秋からのNHKの朝ドラ「舞い上がれ!」では


ヒロインの相手役・貴司くんが短歌を詠み、


そのうたの数々が物語の中で大切な役割を果たしています。


私は「長山短歌賞に応募」の頃から見始めました。


実は、脚本の桑原亮子さんご本人が歌人でいらして


ドラマに出てくる貴司くんの短歌は


すべて桑原さんが詠んであるそうです。


桑原さんの他に短歌指導として歌人の江戸雪さんも


ドラマにかかわっておられます。


そのためでしょう、ドラマで短歌に関する話が出るたび、


うん、そうそう!と共感します。


こういったことから私は短歌ブームを感じているのですが


短歌ブームといえば、


1980年代後半に俵万智さんの第1歌集『サラダ記念日』が


大きなブームとなりました。


30年以上前のことで今も覚えているのは


女性週刊誌に短歌の投稿コーナーができて


俵万智さんが評をなさっていたこと。


俵万智さんはあの頃からずっと短歌の第一線で活躍なさっています。







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