お正月のうた
<2023年1月30日>
今月の<紙上>いいづか短歌サロン(第58回)は1/31付の発行です。
24日から大寒波というので23日夕方には投函しましたから
ご参加のかたのお手元にはすでに届いていることと思います。
今回のテーマは「お正月のうた」。
秀歌鑑賞では、川島結佳子さん、米川千嘉子さん、吉川宏志さん、
高野公彦さん他の各1首、そして宮柊二の2首をご紹介しました。
その中から、米川千嘉子さんの1首を記します。
一日(ついたち)のコンビニ開(あ)かず新年の淑気のために人間のために
『雪岱が描いた夜』(2022年)より
詠草のテーマは自由です。
今回は過半数がお正月のうたでした。
羽子板を詠んでくださったかたには
雰囲気が少し羽子板に近い江戸木目込人形の切手で送りました。
お雑煮椀を詠みこまれたかたには
輪島塗の、お椀の切手と盃の切手をペアで使いました。
金子みすゞの生誕地を訪れたうたと
青島の鯨墓のうた、2首を出してくださったかたには
海を背景にしてみすゞの詩「大漁」(部分)の墨書の切手を。
そして、前回より短歌サロンのお仲間が増えて
とても嬉しく思っています。
Yorumlar