たんぽぽのうた
<2023年4月1日>
3月のいいづか短歌サロン(紙上開催)は3月31日付で発行しました。
今回でちょうど第60回!
24日に投函したので、ご参加のみなさまには届いているかと思います。
今回の秀歌鑑賞のテーマは「たんぽぽのうた」。
たんぽぽ、わりとよくうたに詠まれますよね。
明治の若山牧水から1970年代生まれの歌人まで
さまざまなたんぽぽのうたをご紹介・解説しました。
そのなかから1首記します。
たんぽぽがたんぽるぽるになったよう姓が変わったあとの世界は
雪舟えま
詠草(テーマは自由)は3分の1ほどがたんぽぽを詠んだものでした。
河川敷のたんぽぽ。
無人駅のたんぽぽ。
たんぽぽの綿毛。
たんぽぽは、その姿も愛らしいのですが
はずむような音のひびきがいいですよね。
なので、たんぽぽを詠んだうたも思わず口にしたくなります。
今回、たんぽぽの詠草を出されたかたにはたんぽぽの切手で
郵送いたしました。
猫を詠まれたかたには猫の切手。
雛人形を詠まれたかたには
キティちゃんとダニエルくんの平安装束姿の切手を。
(内裏雛のようでかわいいです)
潮干狩りを詠まれたかたには
小豆島の波辺を描いた原田泰治原画の切手にしましたー。
さて、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いているようなので
次回(4月)は対面での開催を予定しています。
ただし、感染状況が悪化したり、講師である私に発熱などがあれば
紙上開催に切り替える二段構えとします。
ひさしぶりの対面開催なので
秀歌鑑賞はいつもとは違う対面ならではの趣向を考えていますー。
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