ミルクのうた
<2024年12月3日>
11月のいいづか短歌サロン(第80回)は30日におこないました。
テーマは「ミルクのうた(牛乳のうた)」。
秋が深くなって日暮れが早くなり
肌寒さを感じるようになると、
昔、母が冬の朝に小さな鍋
(ミルクパンなんておしゃれな小鍋ではなく、アルマイトの鍋)
で温めてくれた牛乳のほの甘さを思い出します。
詠草のテーマは「ミルク(牛乳)のうた、または自由」。
詠草のほとんどがミルク(牛乳))を詠ったものでした。
ホットミルク、ミルク缶、ミルク色など。
今回は体調がすぐれなかったり他のご用事と重なったりして
会場に足を運べなかったかたが何名かおられて
(当サロンでは会場参加のほか、書面参加もできます)
会場に集まれたかたはいつもより少なくて
それは少しさびしかったのですが
良いうた、活発な意見、、良い評が出て、嬉しく思いました。
では最後に、秀歌鑑賞でご紹介した中から1首を記しますね。
こぼれたるミルクをしんとぬぐふとき天上天下花野なるべし
水原紫苑
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