リアル開催
<2023年4月26日>
新型コロナウイルスの感染状況は
一時期に比べると落ち着いているようなので
今月4日の桂川短歌会に続き
いいづか短歌サロンも22日にみなさまとじかにお会いしておこないました。
感染状況が悪化したり
講師(私)に風邪の症状があれば紙上開催に切り替えるという
二段構えとしていましたが
無事、5か月ぶりにリアルで開催できました。
今回の秀歌鑑賞は穂村弘の歌集『水中翼船炎上中』。
いつもだと秀歌鑑賞は私が解説をした後
質問や感想が出るというかたちなのですが
今回はせっかくなので対面開催ならではの鑑賞法を試みました。
そのせいか、みなさま、うたの中の<われ>について
じっくり考えてくださったようです。
この鑑賞法は今回だけで終わらせず、
また取り入れたいと思っています♪
終了後、ご参加のおひとかたが
「やっぱり集まってやるのが楽しいですね。」
と言ってくださいました。
ほんとうに!
ところで、今回の詠草にシンクロニシティを詠んだ1首があって
その流れで
短歌をやっていると偶然がよく起こる、
そしてそれは短歌以外にも広がるというお話をしました。
他の作者の詠草には
暴君ネロと呼ばれたローマ王にちなんだ一首があって
そのお話で盛り上がりました。
帰宅してなにげなくテレビをつけたら
「ネロは・・・」と聞こえてくるではありませんか。
「皇帝ネロの黄金宮殿」という特集番組をやっていたのです。
これも短歌の偶然(=^∸^=)
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