万葉の七夕歌で涼やかに
<2024年7月7日>
今日は(今日も)全国的に酷暑のようです。
お変わりありませんか?
私の住む飯塚市も夜中さえ気温が28度という具合い。
朝9時、すでに気温30度のなか、
熱中症の危険を感じつつ
月1回の自治会の清掃を遂行いたしました。
健康上の理由で紫外線を避けなければならない私は
そのための服装、それにマスクもしていますから
よけいに暑くてふらふらしそうでした(><)
梅雨も明けてないのにすでに真夏の体感。
その後35度まで上がりました。
飯塚市、今年初めての猛暑日!です。
気がつけば今日は新暦の七夕。
季節の行事は旧暦のほうがしっくりきますけれど
この酷暑に少しでも涼やかさを感じるために
万葉集から筑豊ゆかりの山上憶良の七夕の短歌を。
万葉集には星のうたが少ないと言われますが
七夕のうたはよく詠われていますね。
それは七夕の節句には貴族のおやしきで宴が開かれて
そこでうたが披露されていたのですね。
万葉集に憶良さんの恋のうたは無いものの
牽牛と織女の思いをうたったうたは12首あります。
天の川ふつの波音騒くなりわが待つ君し舟出すらしも
山上憶良 万葉集(巻八-1529)
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