作家になるには
<2023年3月26日>
今朝、ニュース番組の特集の中で作家の五木寛之さんが
12歳からの質問に答えていました。
質問は
”将来作家になりたいと思っています。どのような努力が必要だと思いますか”
というものです。
これに対して五木寛之さんはこう答えました。
「努力は必要ないと思いますね。
書かずにいられないっていう、
ひとの目を盗んででも字を書くとか、活字を読むとか、
文章を書くとかっていうことが
どんなによそからそれを制限されても、こっそりでもやるっていう
そういう人は作家になれると思います。
僕なんかは子どものときは父親が
活字なんか読んでると立派な軍人さんになれないぞ!
なんて言われながら
ふとんの中で隠れて読んでましたからね。
そういう気持ちがある限りは続けることができるし
幸運にも恵まれると思いますけどね」
このお話は、先日このブログに書いた「才能とは」(2月18日付)にも
通じるなあと思いました。
今回の質問は12歳のひとからでしたが
現在は定年退職後にライターをめざすかただっておられますから
年齢は関係ないのかもしれません。
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