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前田康子さんのnote

<2022年11月24日>


私は短歌結社「かりん」に所属しているのですが


ここ1,2年に「かりん」に入会なさった若い世代のかたから


『サラン』と『百年の祭祀(チェサ)』を読みましたとお便りがありました。


『サラン』は「かりん」入会前の2005年に上梓した、私の初めての歌集。


『百年の祭祀』は2012年に出版しました。


どちらも刊行から10年以上がたっているにも関わらず


関心を寄せて読んでくださったことを嬉しく思いました。



そして今月は、「塔」の前田康子さんが


インターネットのnoteで『百年の祭祀』を取り上げてくださいました。


(11月1日付です)


約20首を抄出して評してくださっています。


そのことじたい たいへん嬉しいのですが


「幼子を思い出して素直に詠まれた歌も魅力的。」として


次の1首を挙げてくださったことが強く印象に残りました。






水色のギンガムチェックのスモックでわれに抱きつく吾子に会いたし


                    キム・英子・ヨンジャ 






一般的に連作や歌集にはよく引用・言及されるうたがあり


『百年の祭祀』の場合は幼い頃の子どもを詠んだうたは


私の記憶ではこれまであまり引用・言及されなかったように思うので


前田さんがこのように書いてくださったことを嬉しく思いました。













 

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