原稿を寝かせる
きのうは雑誌に寄稿する文章+1首の締切日でした。
短歌に関する文章ですが、掲載される媒体は短歌雑誌ではなく
そこがおもしろい特集になっています。
この寄稿のことは雑誌が発売になってからまた書きますが
今日書くのは原稿を送るまでのこと。
原稿を書く時の私の手順はこうです。
*プロットを書き出す。
*手書きで下書きを書く。
*下書きを入力しながら推敲する。
*入力したものを印刷して、声に出して読みながら推敲する。
*しばらく寝かせる。
*何かの拍子に直すべきところを思いついたらすぐに赤を入れる。
*赤を入れた部分を修正して入力。これを繰り返す。
*最後にもう一度声に出して読み、自分でOKを出せたら出版社へ送信。
いつもこの手順なのですが
今回改めて大事だなあと思ったのが原稿を寝かせる時間。
これまでも3日間くらいは寝かせるように心がけてきましたけれど
今回は文字数は多くないながら準備(下調べ)に時間がかかることがわかっていたので
その分寝かせる時間も多く取れるように逆算して
早めに準備に取りかかり、念入りに下調べをしました。
いつものことですが、短歌の依頼よりも文章の原稿のほうが
何度も推敲をします。
今回、寝かせる時間(日にち)を多くとれるようにしたことで
心行くまで推敲ができ、
締切日が近づいているのに気になるところが何か所もあって
ひいーーーっ!となる事態を防げました。
それができたのも、出版社のかたが早めに依頼状を出してくださったから。
依頼状が届いてから締切日までは約1か月半でした。
私が実際に原稿の準備に取りかかったのは依頼状が届いてから1か月後でしたが
頭の中では依頼状を読み終えた瞬間から
何を書こうか、
どのように書こうかと考え始めます。
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