top of page

対面で!第44回いいづか短歌サロン

<2021年11月23日>


今月のいいづか短歌サロンは、本日、イイヅカコスモスコモンにて開催しました。


感染状況が悪化したり、講師(私)に風邪の症状が出た場合は


紙上開催に切り替えるという二段構えにしていたのですが


無事に会場でおこなえました。


感染対策のため、本来の定員36名の広い会議室を使用し、


(現在は感染予防のため定員は18名)


そして、これも感染対策としてお呈茶をはじめ飲食の提供は休止。


他にもさまざまな対策を実施しての開催でした。


コロナ禍のため昨年春から紙上開催を続けてきたいいづか短歌サロン。


ちょうど1年前の昨年11月、感染状況が落ちついていたことから


9か月ぶりに会場での開催を果たしました。


その折はメンバーのかたがみなさま参加してくださって


ご見学のかたもいらっしゃり、時間が足りないくらいでした。


今回は会場予約の関係で今日(祝日・勤労感謝の日)にしたこともあり


(いつもは第4土曜日におこなっていました)


お仕事のため参加できないかたもいらっしゃって


ご参加は人数としてはいつもより少なかったのですが


なんといっても1年ぶりにみなさまのお顔を見ながら短歌のお話ができて


嬉しい気持ちでいっぱいでした。


ご参加が少なめな分、秀歌鑑賞でもみなさまの詠草でも


1首1首に時間をかけて向き合えました。


質問にもすべて答えられました。


今回の秀歌鑑賞のテーマは「バスのうた」。


路線バスやスクールバスは日常のものですが


修学旅行のバスや観光バスとなると非日常へ運んでいってくれるものですね。


秀歌鑑賞では、


1首目はバスに乗るうた


2首目はバスに揺られて行くうた


3首目はバス停にとまるうた


4首目はバスの中で眠るうた


5首目は輪廻する人が乗るバス、


という構成にしました。


この中から1首目をご紹介いたしますね。




 紺碧の葡萄の房を抱きたる少女乗り来て秋となるバス


 谷岡亜紀












 

最新記事
アーカイブ
bottom of page