朝日歌壇ニュース*2022.9.18
<2022年9月20日>
おとといの朝日歌壇(朝日新聞)に
筑豊のかたが入選なさっていました。
朝日歌壇ではこれまで何度もお名前を拝見しています。
常連と言えるかたですね。
直接には存じ上げないのですが
筑豊のかたが入選されると嬉しくなります。
お祝いの気持ちをこめて
入選作をご紹介いたします。
ひと房の粒にそれぞれ種ふたつありて明るき葡萄のみどり
(直方市 永井雅子さん)
<馬場あき子先生・選>
この1首では「葡萄」で濃い紫の房を思い浮かべたのですが
最後に「みどり」ときて
シャインマスカットかしら、などということも思いました。
明るい新秋を感じさせる素敵な1首ですね。
私は10代の頃
高見順の「葡萄に種子があるように」という詩に出会って
今も心に残っているのですが
それを思い起こしたりもしました。
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