蛍(螢)のうた
- momosaran
- 2024年6月26日
- 読了時間: 2分
<2024年6月26日>
本格的な雨の季節、いかがお過ごしですか?
先日、第75回いいづか短歌サロンを開催しました。
大雨の恐れありとの予報が出ていた日でしたが
そこまでの雨にならなくてホッとしました。
さて、今回の秀歌鑑賞のテーマは「蛍(螢)のうた」。
蛍の旧字が螢ですね。
この旧字の扱いは戦後何度か変わったようです。
現在は常用漢字表に「蛍(螢)」とカッコ書きであります。
個人的には「蛍」より「螢」のほうが好きです。
それはなぜかなあと考えてみたんです。
その後、「螢」の字のなりたちを辞典で調べてみました。
すると、当時の人々が螢の光をどのように捉えていたのか
推察するヒントがありました。
今回の短歌サロンではそんなこともお話ししました。
詠草のテーマは「蛍(螢)のうた、または自由」。
ちょうどその季節とあって詠草の過半数が螢のうたでした。
いいづか短歌サロンでは短歌イベントのご案内もしています。
今回お知らせしたのは2件。
1件目は10月におこなわれる
ふくおか県民文化祭での「2024短歌大会」。
2件目は9月に私自身が講師をつとめる講座です。
この講座については来月になったら
このブログでもお知らせしますね。
では、秀歌鑑賞でご紹介したうたから1首記します。
暗道のわれの歩みにまつはれる螢ありわれはいかなる河か
前 登志夫
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