衣服のうた 【3/1追記】
<2024年2月29日>
今月のいいづか短歌サロンは24日におこないました。
2月は別名「如月(きさらぎ)」。
寒いので着物を更に着る(更衣着)ところからこう呼ばれるといわれ、
明鏡国語辞典にもそう書かれていますが、
広辞苑ではその説をきっぱりと「誤り」としているのが興味深いです。
【追記】
「きさらぎ」は「生更ぎ」の意で、
草木の更生することをいうと書かれています。
その広辞苑でも2月の別称として
「如月」とともに「衣更着(きぬさらぎ)」を載せています。
ということで、2月の秀歌鑑賞は「衣服のうた」。
詠草のテーマは「衣服のうた、または自由」でした。
今回の詠草には衣服のうたが2首出されました。
1首は写真の中で20代の<われ>が着ているスカートのうた。
もう1首は制服に関するうたでした。
では、秀歌鑑賞でご紹介したうたから1首記しますね。
わたくしも誰かのカラーバリエーションかもしれなくてユニクロを出る
辻 聡之
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