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貸本屋さん

<2022年10月6日>


今年は「ベルサイユのばら」の連載開始から50周年ですね。


記念の展覧会も開かれているようです。


私はちょうど10年前の10月に福岡県立美術館で開催された


「ベルサイユのばら」展に足を運びました。


初日に行ったんですが


その日は別の場所で


作者の池田理代子さんの講演会もあったんです。


もちろん拝聴しましたとも。


平日だったんですが、


「ベルサイユのばら」の作者ですよ?


行かないという選択肢はないんです(=^∸^=)


その頃お勤めをしていて


有給休暇はほとんど取っていなかった(取れなかった)んですが


その日は代休だったか有休かを取ってでかけましたー🐾


「ベルサイユのばら」を


「週刊マーガレット」での連載第1回からリアルタイムで読んでいた私。


同じころ、「週刊マーガレット」には


「エースをねらえ!」も連載されていました。


小学校に上がる前から少女漫画雑誌を読んでいて


幼稚園に通わなかった私は漫画で文字を覚え、


小学校入学前には小学校3年生くらいまでの漢字も


読むだけは読めるようになっていました。


(セリフにルビが振ってありますからね)


何冊も読んでいた漫画雑誌の中でも


特に好きだったのが「週刊マーガレット」と「別冊マーガレット」。


それと月刊誌の「りぼん」です。


「週刊マーガレット」のライバル誌「少女フレンド」と


「りぼん」のライバル「なかよし」も読んでいたけれど


あまりピンときませんでした。


特に「ベルサイユのばら」が始まってからは


「週刊マーガレット」の発売日が楽しみでした♪


その連載が終わると


まるで憑き物が落ちたように少女漫画雑誌への熱が落ち着き


その後は月刊誌の「別冊マーガレット」以外は


ほとんど読まなくなって


「女学生の友」というティーン向け雑誌を買うようになります。


「セブンティーン」も読んでましたね。


「ベルサイユのばら」の連載終了と同時に


私の子ども時代にひと区切りがついた感じで


その意味でも忘れられない作品です。


ちなみに、


その後「ベルサイユのばら」は


アニメ化されたり実写版の映画が公開されたり


宝塚歌劇団によって舞台化されて


少女たちだけでなく全国的なブームが起こるわけですが


それらはいずれも見ていません。


私にとっての「ベルサイユのばら」は


「週刊マーガレット」に連載されて


毎週ドキドキしながら発売日にページを繰った


あの作品だけです。


ところで、


「女学生の友」は学校帰りに


雑誌も置いている文房具屋さんで買った私ですが


「週刊マーガレット」は購入した記憶はほとんどないんです。


貸本屋さんで借りていたんです。


小学校低学年までは


姉たちが貸本屋さんで借りてきたのを読んで


高学年になると自分でも借りに行ってました。


発売日に寄ったら他の人がもう借りていってしまっていた時は


ガッカリ。


運よく借りられると


通学カバンに「週刊マーガレット」が入っているのがうれしくて


ウキウキした気分で家路を急いだものです(=^∸^=)





 

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