黄金の茶室 in 佐賀
<2023年4月13日>
豊臣秀吉が作らせたという黄金の茶室。
京都御所での茶会でお披露目され、
秀吉本人が時の天皇に茶を点てたといいます。
秀吉に仕えた利休の詫びさびとは対極にあるような
金箔と絹織物や毛織物でできた茶室は組み立て式で
秀吉が肥前・名護屋城にあったときにもも運んでこられ
その地で大名との茶会などに使われたといいます。
この伝説的な茶室が復元され、
さらにそこでお抹茶を味わえるというのです。
復元された黄金の茶室があるのは
佐賀県の県立名護屋城博物館。
復元のニュースはちょうど1年前に聞いていました。
ちなみに、復元を手がけたのは
ここ筑豊の直方市で創業したお仏壇の「はせがわ」
(現在の本社は福岡市と東京)のグループ会社、はせがわ美術工芸です。
黄金の茶室は同社が以前にも復元したそうですが
なんといっても
実際にその中でお抹茶を味わえるというのが大きな魅力ですよね。
「黄金の茶室」の中で学芸員の解説を聞き、
唐津焼などの茶碗で抹茶を味わえる体験プログラムは
ひとり1万円の太閤コースとひとり5,000円の大名コースがあります。
太閤コースは35分間の貸し切り。
茶室の中で館蔵品の古陶磁の鑑賞もできて、お土産つき。
大名コ-スは25分間。
障子は閉めるものの外には見学者がいる状況だそうです。
どちらも定員は1回2名ですー。
Comments