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1首も無い!

<2023年5月5日>


私が所属している短歌結社「かりん」は10日が月詠の締切です。


毎月10日必着で10首以内を郵送することになっています。


「かりん」に入ったばかりの頃、あるかたから


8日前後は「かりん」の歌友には電話しないようにしている、


とお聞きしました。


以前は郵便はおおよそ1~2日で着いたため


10日必着の月詠に集中している最中であろうと


気遣ってのことと思われます。


私も毎月7日か8日に投函していましたが


近頃は郵便事情が変わって


私の住む福岡県飯塚市から首都圏への郵便は


以前にくらべてかなり日にちがかるので


毎月4日ぐらいには投函するようにしています。


ところで、月詠のまとめかたも人それぞれだろうと思います。


締切が近づいてから


机に向かってつくるというかたもいらっしゃることでしょう。


わたしの場合は、


日頃うたが浮かんだ時に短歌ノートに書き留めておいて


月が変わった頃合いで直近1か月のうたから10首を選んだり


直近1か月のうたに以前詠んだ未発表分を入れて構成したりします。


その時に推敲をおこないます。


そうしている間に新しいうたが浮かぶこともあります。


それを2日くらい置いておいて時々眺めます。


その間に順番を入れ替えることも多いです。


そうして最終的に原稿用紙に清書する順番を決めます。


なので、私の場合は月詠を送る際におこなうことは


うたを詠むというより


推敲と、うたを選ぶことが主になります。


ですが・・・


今月は、1首も無い!


5月1日、月詠の準備を始めようと短歌ノートを開きました。


そこにはこのひと月に浮かんだうた、


何も書かれていない。


これまで、3~4首しかないことはありましたが


1首もないことは、結社に入ってからは初めてかもしれない。


どうする私?


といっても、うたが生まれてくるのを待つしかありません。


ひと月の間1首も生まれなかったのに


この3日間で生まれるだろうか?


不安。


そうこうしているうちに


1日の夜中に目が覚めた時に1首浮かんだので


忘れないうちに即ノートに書き留め、


そのあと2日までに何首か浮かびました。


それでどうにか昨日、夜になってからまとめることができて


降り出した雨の中、暗い道を歩いて投函してきたのでした。


ほっとして、そのあと晩ごはん!











 

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