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「かりん」全国大会の詠草

  • momosaran
  • 2017年5月22日
  • 読了時間: 2分

したいなー。できるかなー。

ゆえあって去年とおととしは参加できなかった「かりん」の全国大会。

今年は7月22日(土)と23日(日)に開催されます。

場所は例年通り、東京の中野サンプラザです。

元旦に願ったことのひとつは、「今年はまた全国大会に参加できますように。」

そのためにも日々の精進を続けようと思ったのでした。

全国大会の1日目は馬場あき子先生の講演やシンポジウムなど。

(数年前からは1日目の催しに会員以外のかたも参加できるようになりました。

事前に申し込み、当日受付で会費千円を納めるシステムです)

2日目は歌会です。

2~300人規模でおこなう歌会は

参加申し込みと同時にあらかじめひとり一首の詠草(短歌)を提出し、

大会事務局をつとめる会員のかたがたが無記名の詠草集にまとめてくださって

大会前に送られてきます。

この詠草集をもとに 当日 A,B,C三カ所の会場で歌会が始まります。

それぞれの会場には受付、司会、進行、評者、まとめのお話をするなどの役目を

負った複数の会員がいて、その仕事をまっとうすることで歌会は進んでいきます。

昼食の時間をはさんで9時半から16時半まで濃密な時間が流れます。

私は「かりん賞」をいただいて以後、2014年まで連続して参加しましたが

評者をつとめた時が一番緊張しました。

その緊張のあとの懇親会は

解放感と疲れと

馬場あき子先生とお話しできる嬉しさ、

年に一度お会いする歌友との会話、

そしてまだ少し残っている緊張。

いろいろなものがぐるぐる渦を巻くような一日なのでした。

さて、今年は参加できるかな。

詠草提出の締め切り日が近づいています。

     俺は帰るぞ俺の明日へ黄金の疲れに眠る友よおやすみ

                                 佐佐木幸綱


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