「かりん」6月号-行かざりし道
- momosaran
- 2017年6月5日
- 読了時間: 2分
今月号から、「かりん」ZONTAG会(福岡支部)メンバーの作品を読む楽しみが
増えました。
3月の支部歌会の際に、ある取り決めをしたのです。
「かりん」に送るうた(十首以内を毎月10日必着で郵送します。
十首から選歌されたものだけが翌々月の「かりん」誌に掲載されます)
のテーマは自由なのですが
福岡支部だけの題を設けることにしました。
歌会の中で題詠が話題にのぼったことから
毎月「かりん」へ送るものでやってみようという話になり、
十首のうち少なくとも一首はその月の題で詠むことにしました。
4月送付分(6月号掲載分)の(福岡支部のみの)題は「手」と「雨」。
ただ、「かりん」誌には選歌されたものだけが載りますから
題詠の作品を送っても、掲載されるとは限らない。
ちょっとドキドキしますねー、って言い合いながら。
そのドキドキは、題詠の作品が載らないかもしれない、のドキドキと
新しいことにチャレンジする時のドキドキ。
だから、そのドキドキはワクワクでもあります。
そして届いた6月号。
私の題詠の歌、載ってました♪
ホッ。
次の一首目は「手」の題で詠んだもの。
二首目の題は「雨」。
そして三首目は今月の支部歌会で評が多かったものです。
こげな手になってしもたと皺の手をみつめる母とともにみつめる
弥生尽記憶の雨に濡れながら眠りの廂へ近づいてゆく
行かざりし道はほんのり銀色であかとき闇のわれにあらわる
キム・英子・ヨンジャ 「かりん」2017年6月号
最新記事
すべて表示今月の「かりん」は8日に届きました。 (8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・) 今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。 それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。 今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で...
今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。 先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが そのかたが今回、初めてご参加になりました。 嬉しいことです♪ ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。...
購読している新聞(朝日です)には土曜日に別刷りの「be」が付きます。 その大きな写真付きの1面は「フロントランナー」。 さまざまな分野で活躍しているかたへのインタビュー記事です。 1面の記事は3面にも続きます。 今週の「フロントランナー」は歌人の穂村弘さんでした。...
Σχόλια