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長崎、LOVE🏠

  • momosaran
  • 2017年6月27日
  • 読了時間: 2分

親しい友人を訪ねて横浜に行ったことがあります。

彼女から中華街と元町を案内してもらいました。

元町はとても素敵なところ。大好きになりました。

また行きたいです。

けれども、

私の心が一番帰っていくまちというと、

それは長崎です。

そこで18歳から20歳までの2年間を過ごしました。

横浜の友人と出会ったのも長崎なのです。

鳴滝町の、長い長い坂道の途中に建っていた母校。

すぐそばにはシーボルトの鳴滝塾跡があります。

在学中に吉村昭の「ふぉん・しいほるとの娘」を読みました。

シーボルトとおたきさんの間に生まれ、後に医者になるいねを描いた作品です。

その時代にあった石橋を、当時の私も通っていました。

街のなかに歴史があるのではなく、歴史の中に街がある。

長崎はそんなところだなぁと感じたのを覚えています。

麗しき女(ひと)君に添う浜の市くんちの鉦に心空(そら)なり

                     キム・英子・ヨンジャ  『サラン』

これは21歳の頃に詠んだうたです。

「浜の市」は長崎市の中心部の浜の町。

学校や学生寮のある鳴滝町から浜の町にでかける時、

はじめは市電を使っていましたが

そのうち中島川沿いに歩いていくようになりました。

時間はかかるけれど市電代は節約できるし、

中島川には眼鏡橋をはじめとしたいくつもの橋がかかっていて

川沿いの道を歩くのは散歩しているように楽しかったのです。

「くんちの鉦」は10月におこなわれる長崎くんち。

蛇踊りが有名ですね。


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