東筑高校野球部・「石田伝説」⚾
夏の甲子園、福岡県代表の東筑高校は
開幕日の8日、2試合目に愛媛の済美高校と対戦しました。
4回表で盛田秀選手のホームランで逆転した時
選手たちはもちろん、猛暑の中を観客席で応援しているかたがたは
どんなに嬉しかったことでしょう。
試合はその直後に雨により1時間以上の中断となりました。
再開されたものの、4対10で敗れました。
野球に疎い私でさえも、中断の間、
東筑に流れがきてるから早く雨が上がって再開されてほしいと願ったのですから
選手や関係者の思いはいかほどだったでしょうか。
敗れはしましたが、公立の進学校でありながら
21年ぶりの出場を果たして懸命のプレーをした選手たちと野球部に
惜しみない拍手を送りたいと思います。
ところで、東筑高校は過去5回の夏の甲子園出場のうち
3回はエースの名前が「石田」選手だったそうです。
そこから、「エースが石田姓なら甲子園に出場する」という伝説が生まれたのだとか。
今回のエースは石田旭昇君。
伝説を実現して、4人目の石田選手として甲子園の土を踏みました。
選手の名前ということで言えば、発表された選手名簿に小田貴一選手がいました。
彼から「小田剛一」を連想したかたは、故・高倉健さんのファンでしょうね。
高倉健さんは東筑高校の出身。
「小田剛一」は健さんの本名です。
そして、山田航選手の名前に「オッ!」となったかたは
歌を詠むかたか、あるいは短歌のファンといえるのではないでしょうか(=^∸^=)
最後に、少年時代と野球を詠んだうたをご紹介いたします。
的大き兄のミットに投げこみし健康印の軟球(ボール)はいずこ
小高 賢 『耳の伝説』