top of page

「でんえもん号」


きのう、飯塚市内で「でんえもん号」に遭遇しました。

福岡の天神を歩いている時に一度みかけたことがあるものの

市内で目撃したのは初めてです。

しかもクルマを運転中に隣の車線を走っていて、

なんだかテンションが上がりました(=^∸^=)

「でんえもん号」は福岡天神高速バスターミナルから出ている、

飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸及び嘉穂劇場への特急バスです。

飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸にはたくさんのかたがお越しになっています。

県外など遠方のかたは大型バスや自家用車で来られることが多いようです。

公共交通機関を利用すると乗り換えが必要で、やや不便でもありました。

そんな中、2015年3月に天神から直通で来られる「でんえもん号」が登場。

ミルクチョコレート色の外観はレトロさも感じられます。

その中に黄色でデザインされているのは伊藤家の家紋。

ラッピングには伊藤伝右衛門(伝ネムさん)の肖像画と旧伊藤邸の写真も

使われているそうですが、

きのうは運転中だったためそちらは確認できませんでした。

2009年に「かりん」主宰の馬場あき子先生が福岡市で講演なさる際

前日に来福された馬場先生をお迎えして

「かりん」福岡支部の歌会が開かれました。

馬場先生を囲んでの歌会という貴重な機会に

島根県や広島県在住の「かりん」会員のかたがたもかけつけました。

翌日の13時から天神で馬場先生の講演が行われます。

その夜、中国地方からみえた会員のかたがたに相談を受けたのは

明日、馬場先生の講演の前に飯塚の旧伊藤伝右衛門邸に行ってきたいと

いうことでした。

あまり時間がないが、交通機関は何を使えばよいか、とおっしゃるのです。

皆さんの宿泊なさるのが天神のホテルだったので

天神バスターミナルから特急バスで飯塚バスセンターまで行き、

路線バスに乗り換えるかタクシーを利用することをお勧めしました。

翌日はみなさん講演会の開始ギリギリに会場に到着されましたが

白蓮さんの暮らした部屋が見られてよかったと満足なさっていました。

また、2012年に京都市で短歌の集まりに出席した際

飯塚からまいりましたと自己紹介すると

お隣の席の女性が、旧伊藤邸に行ったことがあると話しかけてこられました。

関西からおひとりで、JRとバスを乗り継いでいかれたそうです。

バスへの乗り継ぎは不便だったでしょうとたずねると

白蓮さんの暮らしたお屋敷をどうしても見たかったので気にならなかったそうです。

このようなかたがたのためにも、「でんえもん号」の誕生をうれしく思ったものです。

一日三往復しているそうです。


 
最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page