週に1回くる幸せ
TBSで土曜日の朝に放送中の「サワコの朝」。
阿川佐和子さんが各界で活躍中のかたにインタビューする番組です。
先日、その300回記念として女優の壇ふみさんが登場なさったとききました。
壇ふみさんと言えば、阿川さんのお友だちで
20年近く前に阿川さんとの共著「ああ言えば、こう食う」を出されたかた。
このエッセイでお二人は賞もとられました。
今では、阿川さんは『聞く力』というベストセラーをもつインタビューの名手であり
作家でもあります。
一方の壇ふみさんは大女優。
ですが、共著が話題になった頃は
なんんとなくお二人で一組という印象がありました。
実際、おふたりでCMもごいっしょに出演していらっしゃいました。
その檀さんを番組に迎えて、
阿川さんが、初めてエッセイの仕事を引き受けた時のお話をされたそうです。
「私、なんとなくあなたの後を追って仕事をするようなかたちだったじゃない?
あなたがエッセイの連載をして、それが終わった後に私に連載の話がきて
あなたに相談したら、
(連載の執筆は)辛い、本当につらい、苦しくてたまらないって言うから
そんなに辛いんだったら(引き受けるのは)やめようって思ったのね。
『でも、週に1回、必ず幸せが来る。原稿を書けた時はとても幸せだ。』
って(あなたが)言うから、ああそれはいいなあと思って。」
そうして書くお仕事を始められたのだとか。
原稿を書き上げた時に来る幸せ。
壇さんや阿川さんのお仕事と同列に語るものではけっしてありませんが
「逃避🍵」(10/19付)という記事で述べたように
今わたしは、締め切り間近の原稿を執筆しております。
原稿用紙はまだ数%しか埋まっておりませんが
必ず来る幸せに向かって疾走中です。
もう逃避もできないので、がんばるのみです。
以上、現場からお伝えいたしました。
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