「『サラダ記念日』から30年 短歌の楽しさ 短歌の作り方」
- momosaran
- 2017年12月9日
- 読了時間: 2分
「みなさん、ナマ俵万智ですよ!」
伊藤一彦さんの軽妙な進行によりスタートしたトークショー。
本日、福岡女学院(福岡市南区)で、俵万智さんと伊藤一彦さんによる
対談形式の講演会がおこなわれました。
伊藤一彦さんと言えば宮崎に故郷の宮崎に住まわれていて
俵万智さんも昨年より宮崎在住ですが
おふたかたは同じ「心の花」に所属されているので
それ以前から長いおつきあいがあったことと思います。
対談は伊藤さんが聞き手になって俵さんに質問をするかたちで進みました。
こうした場合、聞き手が重要な役割を果たすことを改めて感じました。
今日は打ち合わせなしでやっていますということでしたが
おふたかたの長いおつきあいがあってこその楽しいお話がうかがえました。
まず、俵万智さんの学生時代のお話に始まって
短歌を作り始めたきっかけ、角川短歌賞応募の動機、
『サラダ記念日』収録の作品についてのお話と続きました。
『サラダ記念日』がまたたく間にベストセラーになった30年前のことも。
また、どうしたらいいうたが詠めるかということについても
おふたりの考えが述べられました。
会場のギール記念講堂にはたくさんのかたがいらしていて
二階席では福岡女学院の生徒さんがたが聴いていました。
現在、学校の教科書では小学校5年生と中学2年生で短歌を習います。
福岡女学院は表現することを大切にする教育を行っているそうで
高等部には短歌同好会があり
「短歌甲子園」で優勝するなどめざましい活躍を見せています。
伊藤一彦さんと俵万智さんのお話を聴けたことは
生徒さんがたにとって大きな財産になるだろうと思いました。
最新記事
すべて表示今月の「かりん」は8日に届きました。 (8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・) 今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。 それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。 今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で...
今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。 先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが そのかたが今回、初めてご参加になりました。 嬉しいことです♪ ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。...
購読している新聞(朝日です)には土曜日に別刷りの「be」が付きます。 その大きな写真付きの1面は「フロントランナー」。 さまざまな分野で活躍しているかたへのインタビュー記事です。 1面の記事は3面にも続きます。 今週の「フロントランナー」は歌人の穂村弘さんでした。...
Comments