第4回福岡女学院短歌大会
- momosaran
- 2017年12月10日
- 読了時間: 2分
きのうは午前中の伊藤一彦さんと俵万智さんの講演会(対談)に続いて
午後からは同じくギール記念講堂にて福岡女学院短歌大会がおこなわれました。
プログラムは次のとおりです。
13:10 パイプオルガン演奏
13:20 開会挨拶
13:30 講演「現代に生きる短歌」 (講師 伊藤一彦さん)
14:10 休憩
14:30 講評 「受賞作品について」
15:30 休憩
15:45 表彰式
16:40 閉会の辞
この日は学内のカフェと学食も営業中とうかがって
お昼は学食に足を運んで唐揚げ定食をいただきました。
食堂がとーっても広いことにびっくり!
数十年ぶりに学生に戻ったような気分でした♪
パイプオルガンの演奏は初めてお聴きしました。
こちらの講堂にうかがったのも初めてなのですが
中に入ってまず目を引いたのがステージ左側に設置されたパイプオルガンです。
大きい!美しい!天井まで届く高さ!
どのような音色が聴けるのか、午後の演奏が楽しみでした。
2曲弾いてくださったのですが
1曲目と2曲目の音色がまったく違ったのが印象的でした。
人間で言うと、地声が裏声になったような。
1曲目の後、鍵盤の左右上方に幾つもあるボタン?のようなものを押してあったので
帰宅して調べてみると、ボタンのように見えたものはストップレバーといって
パイプオルガンはいろいろな音色を出せるのだそうです。
さて、伊藤一彦さんの講演では
7人の歌人の作品各三首を挙げてお話しなさいました。
その中から幾首かをご紹介いたしますね。
行動の早きもののみが生き残るこれが戦争と知りて走りき
馬場あき子
寒の夜を頬かむりして歌を書くわが妻にしてこれは何者
永田和宏
自販機のつり銭こぼす秋のみちこの道はいつか来た道ならず
小島ゆかり
講評と表彰式は5月から9月まで応募を受け付けてあった
第4回福岡女学院短歌コンクールについてです。
今年から募集対象を全国に広げられた一般の部の最優秀賞は、
なんとわが筑豊のかた!
宮若市在住のかたでした。
まったく存じ上げないかたなのですが
私は心の中で小さくガッツポーズ(=^∸^=)
受賞作品もとても良かったです。
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