チマチョゴリであらわす心
明日の新年賀詞交歓会で韓服(ハンボク)を着るので、今日はその準備をしました。
韓国や在日韓国人に関わるレセプションに出席する際は
できるだけチマチョゴリを身につけるようにしています。
主催側へのお祝いや感謝の気持ちをこめて。
でも、ただそのためだけに無理にまとっているわけではない。
もともとチマチョゴリが好きなんだと思います。
意外かもしれませんが、
韓国の伝統衣装であるチマチョゴリは流行の移り変わりが早いんです。
和服でも、新しい染料や素材、柄を取り入れてきた歴史があると思いますが
現代の韓服の場合、まるで洋服と同じように、形も変わります。
上衣の長さや襟の太さ、立ち方などが変わるので全体のシルエットが違ってきます。
だから、、素材や色、形で、いつ頃につくられたものなのか、おおよそ見当がつきます。
私が明日着るものは、NHK全国短歌大会で特選をいただいた折に、
大会出席用に誂えたもの。
つまり、15年前にオーダーしたものなんですね。
その時の流行で、チョゴリ(上衣)の丈がとっても短い。
当時は何も感じなかったんですが、いま見ると、みじかっ!って感じです。
私が持っているもので一番新しいのは数年前に注文したものですが
それは茶礼用なので、新年賀詞交歓会にはちょっと落ち着きすぎるんですね。
お祝いの席には、やっぱり華のある色柄がぴったりですから。
というわけで、明日はおでかけ。
チマチョゴリはドレスのように広がることもあって移動がしにくいので
持参して会場で着替えます。
茶会用よりもパーティー用のチマチョゴリのほうが持参するものが多くて
お天気が悪いと持ち運びがちょっとたいへん。
明日は晴れるようなのでホッとしています(=^∸^=)