「風に吹かれて in 嘉麻」
- momosaran
- 2018年1月15日
- 読了時間: 2分
嘉麻市の織田廣喜美術館で写真家・四宮祐次さんの写真展が開かれています。
題して「風に吹かれて in 嘉麻」。
昨年5月からの1年間、嘉麻市の市報で
まち歩きをして撮った写真を掲載する「風に吹かれて」というコーナーを担当し、
嘉麻市には100回以上通ったそうです。
今回の写真展は、市報に載ったものを含めて、前期後期合わせて90点を展示。
アップを多用していて、説明書きはないため
これは何だろう?どこで撮ったんだろう?と引き寄せられます。
この写真の数々も楽しかったのですが
「時の肖像」と題された展示に一番ひかれました。
たとえば、時間がたってペンキが剥がれかけた壁。
そういった、時間がつくりだしたといえるようなものをアップで撮っているのですが
その説明を読まなければ、抽象画にしかみえない。
抽象画はいつもはそれほど観ないのですが、これは素敵でした。
きのう(14日)は、四宮さんと、市報のコーナーを企画した小野田隆太朗さんの
ギャラリートークがおこなわれました。
四宮さんのお話(の要旨)で印象に残っているのは
♦人物は撮らず、人の営みを感じさせるものを撮ることで人間を感じさせる。
♦撮りたい部分をアップにして、その他のごちゃごちゃしたところは撮らない。
♦トリミングはしない。初めからフレーム(枠)に入れるものを決めて撮る。
♦自分のテーマに沿って撮った写真の間に、
それとは少し違う、 だれもが美しいと思うような風景写真を置く。
♦見なれたもものでも意識して見ると気づきがある。それを撮る。
短歌と共通するところがあると思いました。
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