詩人・歌人の朗読会
- momosaran
- 2018年4月1日
- 読了時間: 2分
満開の桜と、チューリップやラッパスイセン。
道路わきやよそのお宅の庭に咲く春を愛でながら向かったのは
福岡市・天神の赤煉瓦文化館です。
いつもは「かりんZONTAG会」(福岡支部)の歌会のためにでかける場所ですが
今日は「かりん」とは別の朗読会がおこなわれました。
詩人が11名、歌人が6名で、
ほとんどのかたは福岡文化連盟の『文芸福岡』6号掲載の作品を朗読なさいました。
私は6号には作品を発表していないので、プリントを準備して配布しました。
朗読に慣れていらっしゃる感じの詩人もいらっしゃれば
人前で朗読するのは今日が初めてという歌人もいらして
それぞれの個性が感じられました。
そして今日は思いがけないかたとの再会もありました。
以前、6年ほど朗読を習っていたことがあるのですが
その時の先生がおみえになったのです。
先生の前で朗読…。
ちょっと緊張します。
私が朗読した短歌十首のタイトルは「オレンジショコラ」。
その中から一首をご紹介いたします。
わかめちゃんカット昔は<乙女刈り>炭坑の散髪屋に通いぬ
キム・英子・ヨンジャ
「わかめちゃんカット」は「サザエさん」の登場人物、わかめちゃんのような髪型のこと。
つまり、短いおかっぱで、うなじのところは刈り上げている。
この髪型、わたしが子どもの頃は「乙女刈り」と呼ばれていたのです。
私の生まれ育ったところには炭坑がありました。
炭坑には、そこで働く人たちのためのいろいろな施設がそろっていました。
炭住(社宅)をはじめ、スーパー、病院、野球場など。
炭住は別として、そうした施設は炭坑で働いている人以外も利用できました。
理髪店も三軒並んでいて、
左端のお店でいつも髪を切ってもらっていました。
最新記事
すべて表示今月の「かりん」は8日に届きました。 (8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・) 今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。 それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。 今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で...
今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。 先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが そのかたが今回、初めてご参加になりました。 嬉しいことです♪ ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。...
購読している新聞(朝日です)には土曜日に別刷りの「be」が付きます。 その大きな写真付きの1面は「フロントランナー」。 さまざまな分野で活躍しているかたへのインタビュー記事です。 1面の記事は3面にも続きます。 今週の「フロントランナー」は歌人の穂村弘さんでした。...
Comments