金鍾泌・元首相 御逝去
6月23日、韓国の金鍾泌元首相が逝去なさいました。
韓国政府は勲章・無窮花章を追叙したそうです。
韓日国交正常化交渉を日本側の大平正芳氏(後の首相)と進め、
韓日友好議員連盟の初代会長をつとめるなど
日本とのつながりが深かった金鍾泌元首相は
福岡にもゆかりの深いかたでした。
何度も訪れて講演をなさっていますし、
九州大学に日本の国公立大学として初めて
韓国研究センターが設立されたことにも大きく関わっていらっしゃいます。
私は2015年初夏まで勤務をしていましたが
その勤務先である経済団体でも
金鍾泌元首相の講演会を二度、開催いたしました。
一度目は北九州市小倉のリーガロイヤルホテルで。
二度目は福岡市博多のグランドハイアット福岡で。
どちらもたいへん多くのかたがお越しになりました。
私は主催側として受付などの仕事をしていましたので
どちらの講演も拝聴することはできませんでした。
その数年後、その経済団体の会員を中心とした50名ほどが出席して
「金鍾泌先生を囲む食事会」を催したこともありました。
その折には私にとって印象深いできごとがあり、今もよく覚えています。