第9回いいづか短歌サロン(&第9回初めての短歌講座)
この暑さの中ですが、本日開催した第9回いいづか短歌サロンには
おひとりのキャンセルもなく、お申し込みのみなさまが足を運んでくださいました。
(初めての短歌講座と合同でおこないました)
今回のテーマは「星のうた」。
七夕にちなんだものです。
みなさまへの呈茶は、
まずは冷茶(緑茶)。
お菓子は、きのう韓国で作られた茶食(タシク)。
タシクとは、お茶の席に出されるお菓子のことです。
今回は蓬餅に大豆でできた餡が入ったもの。
日本にも枝豆でつくるずんだ餅がありまますが、
大豆の黄色い餡は初めていただきました。
韓国のタシクは健康に良い素材が多く、
甘みもおだやかです。
たとえば、黄な粉とか、なつめとか、干し柿など。
タシクに続いてのお菓子は、金平糖。
もちろん、今回のテーマが星なので選ばれたものです。
かたちが星の輝きにみえますよね★
淡い水色、藤色、ピンク、白と、
見ためも涼しげで、とってもかわいい☆彡
(今回はご参加のかたからの差し入れのお菓子もございました。
ありがとう存じます。)
そしてっ!
二種類目のお茶はさらにスペシャルでした。
透きとおった瑠璃色の、花のお茶。
韓国のトラジ茶です。
トラジとは桔梗のこと。
その根を食用にするほか、薬としても使うのですが
第1回のいいづか短歌サロンでは
その根で作ったトラジ茶を楽しみました。
すっきりした味わいで、さわやかな香りのお茶です。
今回のトラジ茶は、それとは違って
紫色のトラジのお花を乾燥させてお茶にしたものです。
瑠璃色のお茶には、そのお花も浮いていて、ほんとうに美しいお茶です。
思わず、ご参加のみなさまにスマートフォンでの撮影をすすめたほど(=^∸^=)
私はスマートフォンを持っていないので
残念ながら写真は撮れなかったのですが。
テーブルのお花は
ご参加のおひとりが生けてくださったシャーベットオレンジ色のミニバラです。
お香はいつも私が準備していて、
今回は松栄堂の印香「姫の香」のうちの「夏の緑」。
すっきりとした涼やかなお香です。
それでは、本日鑑賞した星の秀歌七首の中から
幾首かご紹介いたしましょう。
パソコンを開けばいつもそこに在る火星の空の青き夕焼け
香川ヒサ
サンダルの青踏みしめて立つわたし銀河を産んだように涼しい
大滝和子