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第9回いいづか短歌サロン(&第9回初めての短歌講座)

  • momosaran
  • 2018年7月21日
  • 読了時間: 2分

この暑さの中ですが、本日開催した第9回いいづか短歌サロンには

おひとりのキャンセルもなく、お申し込みのみなさまが足を運んでくださいました。

(初めての短歌講座と合同でおこないました)

今回のテーマは「星のうた」。

七夕にちなんだものです。

みなさまへの呈茶は、

まずは冷茶(緑茶)。

お菓子は、きのう韓国で作られた茶食(タシク)。

タシクとは、お茶の席に出されるお菓子のことです。

今回は蓬餅に大豆でできた餡が入ったもの。

日本にも枝豆でつくるずんだ餅がありまますが、

大豆の黄色い餡は初めていただきました。

韓国のタシクは健康に良い素材が多く、

甘みもおだやかです。

たとえば、黄な粉とか、なつめとか、干し柿など。

タシクに続いてのお菓子は、金平糖。

もちろん、今回のテーマが星なので選ばれたものです。

かたちが星の輝きにみえますよね

淡い水色、藤色、ピンク、白と、

見ためも涼しげで、とってもかわいい☆彡

(今回はご参加のかたからの差し入れのお菓子もございました。

ありがとう存じます。)

そしてっ!

二種類目のお茶はさらにスペシャルでした。

透きとおった瑠璃色の、花のお茶。

韓国のトラジ茶です。

トラジとは桔梗のこと。

その根を食用にするほか、薬としても使うのですが

第1回のいいづか短歌サロンでは

その根で作ったトラジ茶を楽しみました。

すっきりした味わいで、さわやかな香りのお茶です。

今回のトラジ茶は、それとは違って

紫色のトラジのお花を乾燥させてお茶にしたものです。

瑠璃色のお茶には、そのお花も浮いていて、ほんとうに美しいお茶です。

思わず、ご参加のみなさまにスマートフォンでの撮影をすすめたほど(=^∸^=)

私はスマートフォンを持っていないので

残念ながら写真は撮れなかったのですが。

テーブルのお花は

ご参加のおひとりが生けてくださったシャーベットオレンジ色のミニバラです。

お香はいつも私が準備していて、

今回は松栄堂の印香「姫の香」のうちの「夏の緑」。

すっきりとした涼やかなお香です。

それでは、本日鑑賞した星の秀歌七首の中から

幾首かご紹介いたしましょう。

 パソコンを開けばいつもそこに在る火星の空の青き夕焼け 

 香川ヒサ

 サンダルの青踏みしめて立つわたし銀河を産んだように涼しい

 大滝和子


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