長崎🌼乙女の寮のものがたり-東京編
今年5月に東京で、学生時代に長崎の鳴滝寮で同室だった先輩にお会いしました。
実に38年ぶりの再会!
鳴滝寮で暮らしたのは二年間。
年度ごとに二回部屋替えがあったので
一学年上の先輩と同じ部屋で寝起きしたのは
私が一年生の時の後半。
秋から翌春にかけてでした。
ここでは先輩と書いていますが
鳴滝寮では みな寮でつけられた愛称で呼び合っていたので
先輩のことも愛称で、🌼🌼さんと呼んでいました。
38年ぶりなので、私が上京する前、
会ってもお互いにわかるかなと先輩は心配していましたが
私はすぐにわかる自信がありました。
そして、すぐにわかりました。
学生時代、色が白くて清楚な雰囲気で、穏やかな話しかたで、美人だった先輩。
そのままの姿でした。
38年の間には、たいへんなことも多かったようなのに、
この雰囲気をそのまま残してあるのが嬉しくて、
驚くべきことだと思いました。
高層階のレストランで積もる話をしてると、
鳴滝寮時代の思い出話の中で
先輩が印象深かったこととしてお話しなさったことの一つは
私の記憶からは落ちていたものでした。
でも、そう言われてみると、なるほどそうだったなあと、
話は尽きないのでした。
38年の間にはそれぞれの人生にいろいろなことがあったけれども、
今こうして笑顔で会えた。
そのことがとても嬉しくて
東京の夜景が滲んで見えるのでした。