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長崎🌼乙女の寮のものがたり-東京編

  • momosaran
  • 2018年8月10日
  • 読了時間: 2分

今年5月に東京で、学生時代に長崎の鳴滝寮で同室だった先輩にお会いしました。

実に38年ぶりの再会!

鳴滝寮で暮らしたのは二年間。

年度ごとに二回部屋替えがあったので

一学年上の先輩と同じ部屋で寝起きしたのは

私が一年生の時の後半。

秋から翌春にかけてでした。

ここでは先輩と書いていますが

鳴滝寮では みな寮でつけられた愛称で呼び合っていたので

先輩のことも愛称で、🌼🌼さんと呼んでいました。

38年ぶりなので、私が上京する前、

会ってもお互いにわかるかなと先輩は心配していましたが

私はすぐにわかる自信がありました。

そして、すぐにわかりました。

学生時代、色が白くて清楚な雰囲気で、穏やかな話しかたで、美人だった先輩。

そのままの姿でした。

38年の間には、たいへんなことも多かったようなのに、

この雰囲気をそのまま残してあるのが嬉しくて、

驚くべきことだと思いました。

高層階のレストランで積もる話をしてると、

鳴滝寮時代の思い出話の中で

先輩が印象深かったこととしてお話しなさったことの一つは

私の記憶からは落ちていたものでした。

でも、そう言われてみると、なるほどそうだったなあと、

話は尽きないのでした。

38年の間にはそれぞれの人生にいろいろなことがあったけれども、

今こうして笑顔で会えた。

そのことがとても嬉しくて

東京の夜景が滲んで見えるのでした。


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