眼鏡のうた
おとといは、嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座の日でした。
今回のテーマは「眼鏡のうた」。
取りあげた秀歌は
ほとんどが一般的な用途の眼鏡を詠んだもので
水中眼鏡のうたが一首だけありました。
一方、メンバーのみなさんの詠草は
普通の眼鏡とサングラスが半々。
興味深かったのは、
たまたまではありますが
秀歌鑑賞で取り上げたうたは
めがねの表記がすべて「眼鏡」で、
詠草のほうはすべて「メガネ」だったことです(=^∸^=)
では、今回みなさんにご紹介したうたの中から
幾首か記します。
眼鏡屋は夕ぐれのため千枚のレンズをみがく(わたしはここだ)
佐藤弓生
窓辺にはくちづけのとき外したる眼鏡がありて透ける夏空
吉川宏志