くだもののうた
秋が急速に深まってきましたねー。
今月の初めまでは肌布団2枚で眠っていたのに、
10日頃には掛布団、
それからすぐに肌布団と掛布団に変わりました。
そして、ゆうべ遅くには
このシーズン初めての暖房…。
まだ扇風機もしまっていないままで…。
今月中旬になって、朝夕冷えてきたなぁとは思いましたが
まだ10月の半ばなんだからと思って我慢し、
部屋着も合い物にカーディガンを重ねたかっこう。
でも、おととい、福岡市内の知人から
朝晩は床暖房をつけていると聞いて、
ゆうべお風呂上りにパネルヒーターの使用を解禁。
そういえば、
飯塚市の中心部からご近所に引っ越してみえたかたが
こちらに来てからストーブを使い始めるのが
街なかよりも1か月早くなったと言ってありましたっけ。
さて、昨日は日が暮れ始めて肌寒さが増す時刻に
嘉麻市の稲築公民館へ。
(日が暮れるのもすっかり早くなりました)
18時から「嘉麻のおくら短歌コンクール」の打ち合わせ、
18時半から嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座をおこないました。
今回のテーマは「くだもののうた」。
秋の味覚にはおいしい果物もいろいろとあることから決めました。
メンバーのかたの詠草にも
アケビ、柿、吊るし柿、蜜柑など
秋のくだものが並びました🍊
短歌講座前半の秀歌鑑賞でも
秋のくだものが出てくる歌を多くしてみました。
その三首をご紹介いたします。
秋の夜のいまだ暑しと梨食めばおもかげに立つ梨の白花(しらはな)
高野公彦
あの庭で蟋蟀きいて熟れたるか 今宵食後に故郷の柿食ふ
佐藤善二
鐘りんごん林檎ぎんごん霜の夜は林檎の中に鐘が鳴るなり
小島ゆかり