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小高賢さんを偲ぶ

  • momosaran
  • 2019年2月12日
  • 読了時間: 2分

歌人の小高賢さんとは短歌結社「かりん」でごいっしょしていました。

私が「かりん」に入会したのは

ちょうど10年前の2009年1月ですが

小高さんに初めてお会いしたのは

入会の少し前。

前年の秋に福岡市でおこなわれた短歌大会でした。

幸運なことに小高さんによる選者賞をいただいたので

壇上での表彰式が初めてお目にかかった場所ということになります。

翌日は小高さんを囲んでの「かりんZONTAG会」(福岡支部)の歌会。

私はこの時まだ入会前だったわけですが

福岡支部長の桜川冴子さんに

「かりん」と「かりんZONTAG会」への入会の意志は伝えておりました。

そうしたところ

入会予定者ということでお誘いくださったので

歌会に参加させていただきました。

歌会のあとは小高さんと福岡支部のみなさんとごいっしょに

博多の寺院などをめぐりました。

東京にお帰りになる直前に第一歌集『サラン』をお渡ししたところ

さっそくお手紙が届いて

励ましのおことばを書いてくださっていました。

それからも、はがきで、

または「かりん」の集まりでお目にかかった時に

たびたび励ましと批評のことばをいただきました。

小高さんの訃報を朝刊社会面に見つけたのは

2014年2月12日の朝だったと記憶しています。

何がなんだかわからず、信じられず、

「かりん」の東京方面在住のかたにたずねてみても

やはりよくわからない、われわれも混乱しているというお返事でした。

「かりん」誌は詠草を送付して二ヵ月後に紙面に掲載されます。

その春の紙面には小高さんへの挽歌があふれました。

そこで知ったのは、

小高さんが、住んでいる場所や、所属結社や、有名無名に関わらず、

いかに多くの歌人を励ましていらっしゃったかということです。

私のように小高さんに励まされたかたがたくさんいらっしゃったのです。

小高さんが亡くなって5年が過ぎました。

年月を振りかえる時、

よく、あっというまだったとか、

長いようで短かったという言い方をします。

私もそう思うことが多いのですが

小高さん亡きあとの年月は

もう5年か、早いな、とは感じません。

むしろその逆に思えます。

小高さんと最後にお会いしたのは

亡くなる前年の12月、

東京で催された「かりん」の忘年会でした。

69歳で他界された小高さんを

静かに偲んでいる昨日今日です。


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