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「春一番」

  • momosaran
  • 2019年2月20日
  • 読了時間: 2分

きのうは朝から雨が降っていました。

それだけでなく、窓から見てみると

少し離れたところにある高い木々が大きく揺れている。

かなり風が強そうです。

24日に開くいいづか短歌サロンの詠草集を午後に投函するから、

遅くとも夕方までにはやむとよいのだけれど、

そう思いながら郵送準備をしていると

夕方に雨があがってくれました。

外に出てみると、暖かい。

風はあいかわらず強くて、帽子が吹き飛ばされそうなぐらいですが

郵便局前のポストまで十数分を歩きました。

あ、去年の年の瀬に開花して

もう長いこと八分咲きをキープしていた梅の木、

枝の先まで白い花がついている。

まだ蕾のところもあるけど、

これはもう満開って言ってもいいよね。

そんな発見をしながら。

きのうのこの風は春一番だったのですって。

今朝、新聞に「九州北部に春一番」と出ていました。

飯塚も暖かかったんですけど、

きのう福岡市中央区では22.7度まで気温が上がったそうです。

(5月上旬並み!)

この季節になると、

必ず思い出す曲があります。

その曲を詠みこんだ私の一首をご紹介いたします。

 普通の娘(こ)になれたんだろか東風(こち)吹かばラジオより流れてくる「春一番」

 キム・英子・ヨンジャ  第二歌集 『百年の祭祀(チェサ)』 (2012年)より


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