朝日歌壇ニュース2019.3.10
- momosaran
- 2019年3月15日
- 読了時間: 2分
このあいだの日曜日は午前中に福岡市の天神で
「かりん」福岡支部の歌会に参加しました。
そして、詠草一首と原稿(文章)の締切日。
夜にようやく2本とも送信して12時過ぎに寝ました。
するべきことは、いろいろとそのままにして。
その日の新聞(朝刊)も翌朝開いてみたら
おお!
朝日歌壇(朝日新聞の短歌蘭)に
筑豊のかたが入選なさっているではありませんか。
嘉麻市の野見山弘子さん。
面識はないのですが
これまでもたびたび朝日歌壇でお名前を拝見しています。
存じ上げないかたであっても
筑豊のかたが朝日歌壇や朝日俳壇に掲載されていると
嬉しくなってしまいます。
お祝いの気持ちをこめて
野見山弘子さんの3月10日付の入選作をご紹介いたします。
<てんぷら>と夕餉(ゆうげ)の献立即決す藪のなだりにふきのとう六つ
(高野公彦さん選)
ふきのとうを下の句にもってきてあるところがいいですね。
ふきのとうを「みつけた」とか
「顔を出していた」とかではなくて
「ふきのとう六つ」としてあることと合わせて
発見した時の喜びが、より伝わってきます。
「なだり」もやわらかい語感でいいですね。
ふきのとうで春を実感した喜びと、
春の味覚を味わう喜び。
上の句のてきぱきした印象と、下の句のやわらかさ。
明るさを感じる一首ですね。
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