「かりん」5月号①-生きづらさ
本日、「かりん」5月号が届きました。
坂井修一さんの編集後記に
「この号は、令和元年最初の『かりん』であり、
これをもって本誌は四十二年目に入ります」
とあります。
「かりん」創刊号は41年前の5月に出たのですね。
昨年の5月には東京で創刊40周年記念行事がおこなわれました。
言ってみれば、5月は「かりん」のお正月でしょうか。
なので、と申していいと思いますが、
毎年の5月号では特集が組まれます。
今号の特集は「現代の生きづらさを考える」。
25ページから53ページまで、ドンと。
総論を川野里子さんが執筆し
(「生きづらさ」と「共感」について-啄木と今日」)
若手の13人がそれに続いています。
執筆陣には大学生もいます。
今日届いたばかりですが、一部を読みました。
巻頭のページ「さくやこの花」は今月号でちょうど100回目です。
馬場あき子先生が毎月一首、ご自身のうたについて書いていらっしゃいます。
今月取り上げられたのは次の一首です。
秋すでに深きを誰に告ぐとなしわれに父無くなる日近づく
『阿古父』(1993年)
「さくやこの花」は歌林の会(かりん)のホームページでご覧になれます。
現在、4月号掲載分までアップされています。
5月号掲載分も遠くないうちに更新されて読めるようになると思います。