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全国大会とかりん賞と


今年の「かりん」全国大会は7月27日(土)・28日(日)に

東京・中野サンプラザでおこなわれました。

第1日目には坂井修一さんの講演や

米川千嘉子さんによる馬場あき子先生へのインタビュー、

松村由利子さんはじめ「かりん」会員によるパネルディスカッション。

第2日目は約250首の詠草を3会場に分かれておこなう歌会です。

今年も参加…するはずだったのですが、

母の介護の関係で遠方へのお出かけが難しい状況になり

たいへん残念でしたけれど、今年は参加を断念しました。

考えてみると、2009年1月に「かりん」に入会してから

初めて結社の全国的な集まりに参加したのが2011年。

めっちゃ緊張したのを覚えています。

どうして全国大会ではなく「全国的な集まり」と書くのか。

それは、その年は東日本大震災発生のため

「かりん」の全国大会は中止となって

「サマーミーティング」に変更して開催されたからです。

その年のかりん賞をいただけることになり、

サマーミーティングでの表彰式に出席するためでした。

その少し前に「かりん」の川野里子さんが若山牧水賞を受賞なさって

宮崎市で開かれた授賞式と懇親会にでかけたので

その折に馬場あき子先生や、

坂井修一さん、川野里子さんはじめ

幾人かの「かりん」のかたにはご挨拶できたのですが

福岡支部以外の「かりん」の行事への参加はそれが初めてだし、

なにしろ東京に慣れていないしで

上京前から緊張のしっぱなしでした。

今年の全国大会で発表された第39回かりん賞は

貝澤駿一さんと郡司和斗さんが受賞なさったそうです。

おめでとうございます。

郡司さんは、こちらのブログでも書いたように

先日 短歌研究新人賞受賞が発表になったばかりですから

ダブル受賞ですね。

郡司さんといえば、

きのう、俳句総合誌の月刊「俳句界」2018年12月号に

お名前をみつけました。

「特集 われら20代俳人」のページに

「サンルーフ」五句が掲載されています。

プロフィールには

「蒼海」「歌林の会」「松風」所属とあります。

「蒼海」は俳句結社ですね。

「俳句界」には私、2018年1月号から本年の7月号まで

「たまくしげ」というタイトルのエッセイを連載していたので

たまたま12月号を読み返していてみつけたものです。

郡司さんの「俳句界」掲載作品「サンルーフ」五句より

一句ご紹介いたします。

 窓際のひかり束ねるかりんの実


 
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