橋のうた-身をなげだして
- momosaran
- 2019年8月23日
- 読了時間: 1分
今月の嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座は22日におこないました。
テーマは「橋のうた」。
同会が全国の小中学生を対象に短歌を募集中の
「嘉麻のおくら短歌コンクール」には第1回から選者として関わっています。
第3回となる今年のテーマは
「川のうた または自由」。
筑豊を貫いて北九州市の響灘へと向かう遠賀川は
嘉麻市にその源流があります。
また、遠賀川を昔のように鮭がのぼってくる川にしようと
嘉麻市の市民有志のかたが活動なさっていて
鮭の稚魚の放流などもおこなわれています。
(嘉麻市には全国でもめずらしい「鮭神社」があります)
そうしたことから提案したテーマです。
今月のおくら短歌講座のテーマ「橋のうた」は
そのコンクールのテーマ「川」にゆかりのあるものとして選びました。
メンバーのかたの詠草(提出する自作短歌)は
講座のテーマに限らず自由に詠んでいただいていますが
5分の4は橋に関するものでした。
大分県九重町の大吊り橋や
四国の四万十川の沈下橋、
東北の橋、
朝夕の散歩のときに通る近所の橋など。
では、講座前半で私が解説した「橋のうた」のうち
一首をご紹介いたしますね。
橋として身をなげだしているものへ秋分の日の雲の影過ぐ
渡辺松男
最新記事
すべて表示今月の「かりん」は8日に届きました。 (8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・) 今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。 それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。 今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で...
今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。 先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが そのかたが今回、初めてご参加になりました。 嬉しいことです♪ ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。...
きのう、飯塚市内の小学校で4年生にゲストティーチャーとしてお話をしてきました。 学習支援ボランティアです。 テーマは「韓国の文化」。 ちょうどひと月前にご依頼があり、 当時は県内の新型コロナウイルス感染確認者数は1か月ほど一桁台で 筑豊ではゼロが続いていましたので...
Comments