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✨馬場あき子先生、文化功労者に✨

  • momosaran
  • 2019年10月30日
  • 読了時間: 2分

今日は朝から明日が締切の原稿の推敲に集中していたので

新聞を広げたのはつい先ほどの昼下がり。

そこにはおめでたいニュースが…!

「かりん」主宰の馬場あき子先生が今年の文化功労者に選ばれました。

朝日新聞に掲載された馬場先生のプロフィールにはこうあります。

「91歳。

 歌人として古典的な流麗さをそなえた美しく説得力をもつ作品で

 第一線に立つほか、

 評論にも優れ、「鬼の研究」は歌壇の枠を超えて読まれる。

 歌誌「かりん」主宰。

 朝日歌壇の選者。

 日本芸術院会員。

 00年朝日賞。」

そして、磯村健太郎記者による記事も載っています。

見出しは「短歌守り 日本語守る  馬場あき子さん」。

以下、記事をご紹介いたします。

・・・・・・・・これより引用・・・・・・・・

今回の決定のなかで、「到達した短歌の境地は日本の財産ともいうべきもの」

と評価された。本人は「自分のやりたいことを好きにやってきただけなのに」

と謙遜する。

12歳から歌づくり始め、終戦後に本格化。

歌集だけでも27冊ある。評論も数多く発表してきた。

朝日歌壇の選者歴は41年。

歌壇の裾野を広げようと努めている。

「短歌を守ることは日本語を守ることだと思います」

5・7・5・7・7という型は言葉を磨く砥石(といし)と語る。

「一語一語の選び方や、つなぎ方に人間の質がにじみ出るのよ」。

そんな短歌の可能性を追究し続けている。

・・・・・・・・・・引用ここまで・・・・・・・・・

「かりん」会員の一人として心よりお慶び申し上げます。

同じ「かりん」の松村由利子さんの若山牧水賞ご受賞といい、

筑豊のかたがたの二週連続での朝日歌壇入選といい、

最近短歌で嬉しいニュースが続いています(=^∸^=)

なお、文化功労者には馬場あき子先生の他、

俳人の宇田喜代子さん、

映画監督の大林宣彦さん、

映画評論家の佐藤忠男さん、

歌舞伎俳優の坂東玉三郎さん、

漫画家の萩尾望都さん

など全20名のかたが選ばれています。


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