初めて短歌を楽しむサロン:「嘉飯物語2019・秋」
体験型交流プログラム「嘉飯物語」。
福岡県と筑豊地域の飯塚市・嘉麻市・桂川町が主催しています。
地域に住む人々が担い手(講師)となって企画・運営し、
その地域の魅力を発信するプログラムが並びます。
その一環として
26日(土)午後に「初めて短歌を楽しむサロン」を開催しました。
これまで「嘉飯物語」では
「ようこそ短歌(うた)の世界へ」と題して
日頃短歌になじみのないかたに一首詠んでいただく、
そのサポートをおこなうプログラムをおこなってきましたが
今年は趣向を変えて
「短歌をつくる必要はありません」と掲げて
生け花とお香をしつらえた和室で
おいしいお茶とお菓子を楽しみつつ
短歌の魅力にふれていただくというものです。
いわば「いいづか短歌サロン」の「嘉飯物語」版ですね。
第1部では「短歌の魅力」と題して
恋のうたなどさまざまなテーマ別に
素敵なうたを解説しつつ
短歌とはどんなものかということにもふれました。
そして第2部は「筑豊ゆかりの歌人たち」。
山上憶良、柳原白蓮、山本詞について
それぞれ日頃あまり目にする機会がない秀歌を選んで
ご紹介、解説いたしました。
当日、お申し込みなさった人数を越えるご参加があり、
嬉しいハプニングでした。
どのようなかたちになるかわかりませんが
こうした内容のイベントはこれからも続けていければと思います。
ご参加くださったみなさま、ありがとう存じます。