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食卓のうた(テーブルのうた)


昼間は小春日和で過ごしやすいけれど、

日がかげってくると、とたんに冷えてくる。

今日はそんな一日でした。

夕方、新聞社で連載(エッセイ)に添える写真の打ち合わせをして、

それから

嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座へ。

今月のテーマは食卓のうた(テーブルのうた)。

椅子のうたは

かの有名な大西民子の「幻の椅子」のうたをはじめとして

たくさんありますが

食卓(テーブル)も意外と多く詠まれているんです。

同好会のみなさんの詠草は

食卓とテーブルと机を詠みこんだうたが一首ずつ。

あとは自然詠などの自由詠でした。

では、講座の前半でご紹介、解説したうたを幾首か記しますね。

 卵もて食卓を打つ朝の音ひそやかに我はわがいのち継ぐ

 高野公彦

 ひらがなで名を呼ばれたりはつなつの朝のひかりのテーブル越しに

 錦見映理子


 
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