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島で暮らすうた

  • momosaran
  • 2020年3月31日
  • 読了時間: 2分

✤本日は初めに、ご連絡を記します。

  明日4月1日から5~6日間、ブログの更新をお休みします。

 (プロバイダーの関係でインターネットが使えなくなるためです)

  6日か7日には再開できる予定です。

  その間、メールも不通となります。

  どうかよろしくお願いいたします)

さて、本日の「明るい気分になったうた」は

沖縄県の石垣島に心を飛ばしてみましょう。

 水平線見つつ歯みがきする朝の二千回ほどわが島暮らし

 松村由利子

「かりん」の松村由利子さんは福岡市出身。

新聞記者となって、

長く首都圏にいらっしゃいましたが

石垣島に移住されました。

移住前にも石垣島は何度も訪ねてあったようです。

旅人として南の島で迎える朝。

目の前に海が広がる景色は非日常ですが

島の住人になれば、

その景色は日常となります。

島で2000回朝を迎えたというのは

単純計算すれば、

移住して5年半ほどたったということでしょうか。

旅人から住人へ。

非日常から日常へ。

少しずつ島になじんできた年月を

朝の歯みがきに焦点をあてて詠んでいます。

松村さんは歌集『光のアラベスク』で

今年度の若山牧水賞を受賞なさいました。

この一首は『光のアラベスク』に収録されているのですが

私が最初に目にしたのは「かりん」2017年12月号。

その折に、いいなあと思って

ノートに書き写しておいたものです✿

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