一気になごむうた
- momosaran
- 2020年4月11日
- 読了時間: 2分
本日の「明るい気分になったうた」は
「かりん」の故・小高賢さんの一首です。
「富士山だ」乗りあわす子の声きけば一気になごむ「ひかり」の空気
日本のシンボルとも言える富士山の姿は神々しいほどの美しさです。
新幹線の車窓からの眺めでも、ちょっと感動してしまう。
まして、初めて肉眼で見たのだとしたら
子どもでなくても、うわぁー、と思う人は多いはずです。
でも、おとなはそれを口に出さない。
または、出張のために乗車していて、
頭は商談のことでいっぱい、
車窓の富士山を眺める余裕もない乗客もいるでしょう。
そういうビジネスマンが多い車輛であれば、
車内の空気ものんびりしたものでなく、少しピリピリすることもあるかもしれません。
子どもは、そんな乗客には忖度せずに
富士山の威容に感嘆の声を上げるのです。
その嬉しそうな声を聞いて
乗り合わせた乗客たちのこころも和んだのですね。
かつて初めて富士山を見た時の驚きが心によみがえるのかもしれません。
私の子どもは、幼い頃、楽しい時には「楽しい」と口に出す子でした。
私といっしょに絵本を読んでいる時。
いとこ達とボードゲームをしている時。
にこにこして「たーのしーい!」と言うのです。
それを聞くと私も楽しくなって、
「そうだね。楽しいね!」と答えていました。
楽しい時に楽しいと口にしたら、
ますます楽しくなることに気がつきました。
それから私は、
幸せだとか、嬉しいとか感じた時には
なるべくその場でことばにするようになりました。
幼いわが子から教えられたことはいくつかあります。
これは、その中の一つです(=^∸^=)
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