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手をつないで帰るうた

2016年4月から始めたブログ。

きのうの記事がちょうど1000回目の記事でした。

いつもご覧くださるみなさま、ありがとう存じます。

今日からまた次の1000回目指してー。

きょうは5日ぶりに「明るい気分になったうた」シリーズです。

 手をつなぎ帰ろう小さな花が咲き小さな人らが寄りそういえへ

 畑 彩子

このブログでもご紹介した歌集『虫の神さま』(2017年)より。

歌集の中の<われ>は幼い二人の男の子のお母さんです。

下の子はまだ赤ちゃん。

子育ての日々はたいへんなことも多いでしょうが

この一首にはささやかな暮らし、小さな幸せを

大事にしようという思いを感じます。

そして、外出自粛の非常事態となった今、読みなおすと

また違った感慨が生まれます。

同じうたでも、時を経て読み直すと

違う読み方ができたり、

別の意味をみつけられたりします。

 
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