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エッセイの締切を離れる日

2018年から連載が始まった民団新聞のリレーエッセイ「時のかがみ」が

4/24付の私の担当回で最終回を迎えました。

約2年のリレー連載を無事に終えられ、

編集部のかたやご協力くださったかたがたに

心より感謝いたします。

この4月は「時のかがみ」の連載が終わったというだけでなく

この2年半の区切りにもなりました。

2017年後半から月刊「俳句界」の連載エッセイの締切日をもち、

2018年後半からは「時のかがみ」の締切日もあり、

2019年後半から今年の初めまでは

「朝日新聞」(筑豊版)の連載の締切日がありました。

先月「時のかがみ」が最終回を迎えたことで

この2年半に区切りがついたわけですが

振り返ってみると、

私が初めてコラムの連載をもったのは

2008年だったと思います。

2012年には福岡韓国教育院のニュースレター(月刊)に

短歌エッセイ「うたが生まれる瞬間」の連載を始めました。

これは5年間続けました。

ニュースレターに加えて

他の冊子からも依頼を受けて短歌エッセイを連載していました。

単発の文章もさまざまな媒体に寄稿しました。

その頃までさかのぼって考えると、

毎月、1~4回はエッセイの締切日が来る!という生活を

コラムを含めれば12年間続けたことになります。

ですから、「時のかがみ」の最終回は

単に民団新聞でのリレー連載が終わったというだけでなく

いったんエッセイやコラムの連載締切から離れることを意味します。

(連載がゼロになるわけではなく

「かりん」誌の「前月号作品鑑賞」執筆などは今後も続きます)

あまりにもひさしぶりなので

なんだか実感がわきません。

奇しくも、そうした時期と

コロナ禍による外出自粛生活が重なりました。

(この非常事態により、私も2月下旬以降、

 原稿執筆以外のほとんどの仕事が中止か無期延期になりました)

これまで、忙しさにかまけて

所有しながら読んでいない本もあります。

それらの本を読んだり

からだに無理のこないよう少しずつうちの中を整理したりしながら

静かにインプットの日々を送りたいと思います。

次なるアウトプットの日々に向けて。

 
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