断捨離と偶然
少しずつ断捨離をしていたら
ちょうどその時締め切り間近だった原稿のテーマに関わる資料が出てきたり
ずっと以前のボーナスの残りを発見したりした
(この非常時ですから、助かります)
という話をブログに書きました。
この、断捨離にまつわる偶然は
これだけではないんです。
一つ一つの偶然は
小さなものですけれど
それが断捨離の時間に毎回のように起こるのです。
少し前は、たとえば・・・
✤本棚の整理をしていたら、井上ひさしの『イーハトーボの劇列車』があった。
もう一度読み返してから処分するかどうか決めようとリビングの書棚に移した。
その後、朝刊を読んだら
文化面に井上ひさしの特集が組まれていて
あるかたの「井上ひさしの戯曲の最高峰は『イーハトーボの劇列車』」
という意見が載っていた。
✤あるかたがくださった司馬遼太郎の『街道をゆく 韓のくに紀行』が出てきた。
これも読むためにリビングの書棚へ移す。
そのあと、知り合いのブログを読んだら
その『街道をゆく 韓のくに紀行』について書いてあって
今読み返しているとあった。
ちなみにこれは40年くらい前に出た本。
✤鈴木雅之が歌う「夢で逢えたら」を聴きながら本棚の整理を始めたら
20年以上前に書いた文章(エッセイの草稿)が出てきた。
そのタイトルが「夢で逢えたら」。
このように、
ひとつひとつはほんとうに小さな偶然なのですが
その偶然が毎回起こるので
「まただ・・・」と、ちょっとびっくりします。
以前から私は
短歌をやっていると偶然がよく起こる。
そのうちにその偶然は短歌以外のところでも起こるようになる。と、
自分の経験として申しているのですが
それをどんどん補強するできごとのパレードが
ステイホーム生活で起こっていますー。