top of page

コロナ禍を詠む:朝日歌壇

  • momosaran
  • 2020年6月19日
  • 読了時間: 1分

今日の朝日新聞朝刊(文化・文芸欄)に

「コロナ禍を詠み 思い刻む」という記事が掲載されています。

新型コロナウイルスの感染が初めて中国で確認されてからのこの半年を

朝日歌壇・俳壇の入選作品でたどるというものです。

また、朝日歌壇・俳壇の選者のかたがたが作品を寄稿しておられます。

その中から、朝日歌壇の選者の先生がたのうたをご紹介いたします。

(敬称略)

 不要不急の人ともなりて青葉濃し破滅しさうな浦島となる

 馬場あき子

 今日の死者二十五とあり二十五の顔と五十本の手を思うべし

 佐佐木幸綱

 コロナ禍で消えた無数の灯(ひ)の一つ神保町の飲屋<酔の助>(よのすけ)

 高野公彦

 すでに目盛りは一〇〇〇万まで切られゐてそのおほよその到達時間

 永田和宏

最新記事

すべて表示
イベントなき秋-新しい場

クラスター・オーバーシュート新しく語彙に加わるイベントなき春 キム・英子・ヨンジャ このうたは、今年の「かりん」6月号に載ったうたです。 詠んだのは3月から4月初めの間ということになります。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため...

 
 
 
活躍、めざましい

短歌を詠む若い世代が増えていることは このブログでもご紹介しましたし、 朝日新聞に連載した短歌エッセイ「筑豊さんぽ道」にも書きました。 マスメディアでもたびたび取り上げられて NHK総合テレビや教育テレビ、 新聞でも全国紙や地方紙が伝えています。...

 
 
 
「降る髪」-角川「短歌」11月号に寄稿

角川「短歌」11月号は角川短歌賞の発表号であったこともあり 早々に売り切れた書店も多かったかもしれません。 こちらに私も新作7首を寄稿しました。 タイトルは「降る髪」です。 母のことを詠んだ連作です。 そのうち、最初の数首をご紹介いたします。...

 
 
 

Comments


最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page