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こうすれば書ける

  • momosaran
  • 2020年7月10日
  • 読了時間: 2分

きのうは結社誌(「かりん」)で担当している原稿(文章)の締切日でした。

「かりん」には入会2年目ごろから文章を書いていますが

現在担当しているものは年3回執筆しています。

こちらは2015年の春からなので

6年目に入ったところです。

(前月号作品鑑賞というページです)

振り返るとけっこう時間がたっていますが

いまだに慣れるということがありません。

私に書けるだろうか…と毎回不安になります。

そういう時はどうするかというと

これまでに自分が書いたものを読み返します。

書ける自信がまったくない状態なので

以前書いたものを読むのも最初は気が進まないのですが

なにしろ過去のものは書き上げているので

それだけで

おっ! 私最後まで書けてるじゃん。えらい!

みたいに思えます。

内容にはまったく自信がないので

できれば読みたくないわけですが

恐るおそる読んでみると

あれ、思ったよりもましなこと書いてるな、となります。

これは、過去に書いたものが素晴らしいと自慢しているわけでなくて

なにしろ新しい原稿を書く前というのは

自信が無いというよりマイナスの状態なので

出来不出来は別にして

とにかく書き上げて掲載されていることに安心するのです。

そして、それを横に御守りのように置いて

だいじょうぶ、私は書ける…!と

自分に言い聞かせるのです。

それぐらい、書く前というのは苦しい気持ちになってます。

以前は、「ひどく苦しまなければ書けない」と思っていましたが

ある時、「苦しめば書ける」と言い換えてみたら

少し気持ちが楽になりました。

言ってることは同じなんですけどね。

肯定形で終わらせるのが

わたしには良いみたいです(=^∸^=)

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